抵抗

“小さな抵抗こそが希望になる”というテーマで不定期に記事を書いています。

夫婦別姓にみる女性軽視

夫婦別姓はあくまで選択的夫婦別姓なので当然、類似化できない夫婦の事情に際しては、別姓は認められるべきだと思う。
 
夫婦同士と別姓の選択を認めている国として、イギリス、ドイツ、アメリカ、ロシアなど。夫婦別氏を原則とする国はカナダ、韓国、中国フランスなど。婚姻の際に夫の氏は変わらず、妻が結合氏となる国として、イタリア、トルコなど。「婚姻後に夫婦いずれかの氏を選択しなければならない夫婦同士制を採用している国は、日本以外にはなかった気が。
 
欧米社会ではかつては夫の性に変えることが一般的だったが、「女性の差別撤廃条約」を機に徐々に変化してきた。同条約は日本も批准している。国連の女性差別撤廃委員会からは夫婦同姓規定を差別的だとして頻繁に指摘を受けている。いかに国際情勢や時代の流れに逆行しているか。甚だしい女性軽視とジェンダーギャップの存在に唖然とする。
 

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